取り締まりによる追尾のルール

白バイの主な取り締まり

子供のころに、あれだけあこがれた白バイですが、いざ車やバイクの免許を取り、運転手の身になると、その考えが180度変わってきます。
普通に安全運転をしていても、パトカーや白バイを見ると、つい緊張してしまうのが何もあなただけではありません。
特に免許を取りたての時は、こうした警察の車両を見るだけで、ドキドキしてしまうものです。

こうした道路で、安全運転の取り締まりを行っているのは、警視庁に所属する交通機動隊などが主な任務です。
違反して捕まってしまうのは、いた仕方のない事ですが、今回はそんな、白バイの取り締まりによる、追尾のルールについて詳しく解説していきます。

交通規則について

交通規則にのっとり、安全運転をするのは運転者の義務ですが、反則切符や罰金の支払いは、心の底からネガティブな気分になってしまうものです。
特にネズミ取りなどは、ある意味「だまし討ち」のような方法で、違反者の多くはイラ立ちを隠せないといいます。
常識のある運転者であれば、すぐに停止措置に応じるのですが、中には逃走行為に訴える悪質な運転者もいます。

もちろん、自分に後ろめたいことがあるからなのですが、無免許違反や盗難車の使用、あるいはほかの犯罪にかかわっているといった人物が多いのです。
場合によっては、ほかの車両や人を巻き込むことがあり、大きな事故につながってしまうため、警視庁では追尾方法のルールを定めています。

事故防止のため深追いしない

まず、追尾方法のルールとしては、前項でふれたように、事故防止のため深追いしないという点です。これまで、パトカーや白バイの追尾により、人や車両を巻き込んでしまい、大事故につながったケースが多々ありました。そこで、対応策として、ドライブレコーダーなどで記録しておき、後日検挙に向うという手順を、現在では踏んでいます。パトカーや白バイが、追尾するケースとしては、スピード違反やあおり運転、不審者の発展などがあります。このうち一番多いのが、スピード違反の取り締まりなのですが、その線引きとしては、15km/h以上が99.9968%を占めているとされています。

追尾中の白バイに出会ったら

私たち運転者が、追尾中のパトロールカーや、白バイに出会うことはよくあることです。
逃走車は、検挙されまいと、必死で逃げていますので、そのスピードはまさに猛スピードと言ってよいでしょう。
そのため、こうした追尾中の犯罪車両に巻き込まれてしまえば、命の危険性さえ危ぶまれます。

まず、対応策としては、追尾中の白バイやパトカーに出会った場合、すぐにスピードを緩め左車線に寄りましょう。
右側のスペースを空けることにより、逃走車と白バイはそちら側を走りますので、安全が確保できるというわけです。
場合によっては、左側の路肩に沿って停車する事も、視野に入れて行動しましょう。
基本的には、救急車と同様の措置をとるわけです。

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