白バイと市販車の違い

配備されている白バイのタイプ

幼少のころ、町中をさっそうと走る白バイに、憧れをいだいた経験のある方は、意外と多いのではないでしょうか。
同じ警察官でも、白バイ隊は特別な目で見られ、特別訓練を受けた隊員だけが、白バイ隊に所属できるのだそうです。
歴史をひもとくと、警視庁に最初に配備された白バイは、青色に塗られた青バイとされています。

しかし、実際に調べてみると、赤色に得られた「赤バイ」が最初のバイクだったようです。
この白バイですが、特定のメーカーを採用しているのではなく、定期的な入札によって決められているのだそうです。
現在は、2014年式と2016年式の「ヤマハ・FJR1300」が、主力の白バイとして導入されています。

特別にチューニングされているわけではない

良く、パトカーや白バイの都市伝説に、8ナンバーで改造車だから、あんなに早く走れるなどといった、うわさがよく流れています。
実際には、8ナンバーは「特種用途自動車」であり、パトカーや白バイは警察車両として、防犯に特化した車両であるため、このようなナンバーがつけられているのです。
したがって、特別にチューニングされているわけではなく、市販車と同様のスペックを有しているんです。

また、白バイと呼ぶように、車体の最大の特徴は白ベースに黒色ですが、大阪府警に配備されている白バイには、通称「青バイ」と呼ばれるバイクもあります。
ひったくりなどの事件に特化したもので、小回りの利く125㏄から400㏄までのバイクが使用されています。

市販車との違いを紹介しよう

前項で解説した通り、基本的なスペックは市販車と同様、白バイは特にチューンされたものではありません。
保護では、白バイの細かい仕様について、市販車との違いを簡単にご説明しておきましょう。
まず、白バイは、一人乗り用になっているという点が大きく異なりますが、後部座席の位置には書類を納める箱があるんです。

見た目でいえば、白を基調とした塗装で、付属品として左右にあるスピーカーやサイレン、赤色灯などが一目でわかる白バイの特徴です。
また後部には、左右のバニラケースも装備されています。
また細かな違いは、ハンドルがやや高めに設定されていること、そして違反者の摘発に使う、スピードメーターやプリンターなどがあります。

海外の白バイ隊にも採用されている日本メーカーのバイク

率は意外や意外、日本の国産バイクは、白バイとして海外の国々でも、広く使われていることをご存じでしょうか。
また、一昔前のアメリカドラマ、「白バイ野郎ジョン&パンチ」にも登場したしたが、ハイウエーパトロールのバイクとして、カワサキZ1000Pが配備されていたんです。

『各国で活躍する日本製の白バイ』
・コスタリカ
スズキGSX750
・シリア
ホンダCBX750ホライゾン
・香港
ホンダVFR800P
・アメリカ
ホンダST1100/ST1200/ST1300
カワサキカワサキ1400GTR
また、韓国/台湾/香港/アフリカ/中近東/東南アジア/南米では、日本製の白バイが主流となっているようです。

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