大手工具メーカーTONEの魅力

TONEの概要

TONEは、工具メーカーの中でもかなりの老舗で、その創業は大正14年のことでした。
工具のことをあまりよく知らない方なら、TONEのことをトーンと呼んでしまいそうですが、「とね」が正しい読み方です。
TONEは、トネKKのブランドで、創業者である前田軍治氏が、1925年に「前田軍治商店」として創業したのが始まりです。

熟年世代の方なら、映画や漫画にもなった「どてらい男 (やつ)」のドラマのことは、よくご存じなのではないでしょうか。
西郷輝彦演じる主人公、山本猛夫はのちの工業機械専門商社、「山善」の創業者となります。
実は、丁稚として最初に奉公にあがったのが、この前田軍治商店だったという逸話があります。

TONEの特徴

TONEブランドの名前の由来は、実は日本を代表する河川、利根川からきています。
ご存じのように、利根川は関東の中央に流れる川で、灌漑や用水ようにと、様々な役割を果たしている悠久的な河川です。
このような企業になるべく、創業者の前田軍治氏は、世界に誇る工具を目指し、2013年に商号も変更されました。
TONEは、大手工具メーカーには珍しく、定期的に新製品をリースしています。

もともと、TONEは創業以来、ネジやボルト定評のある会社です。
というのも、あらゆる機械や建物には、ボルト締結が欠かせないものになっているからです。
TONEが会社の標榜として、「ボルティング・ソリューション」を掲げているのも、世界における信頼のブランドとして、未来の礎を築く意思を強く持っているからです。

TONEの魅力とは

TONEの工具を利用されている方は、その洗練されたお洒落なデザインに、ご満足いただけているのではないでしょうか。
これは、TONEのこだわりの一つで、一昔前までは工具のデザインなどは、見向きもされませんでした。
実際に工具なら、「機能的で頑丈であればそれでい」という考え方が、業界の中でも根強く残っていました。

しかし、TONEはこの定説を覆し、お洒落でデザイン性のあふれる、魅力的な工具づくりを行っています。
また、モータースポーツにも力を注いでおり、TONEは様々なレースで、スポンサーを務めています。
詳しく知りたい方は、YouTube「TONEチャンネル」をご覧になるとよいでしょう。

TONEおすすめの工具

現在工具は、100均などでも見られるように、安価な工具がホームセンターなどで、売られるようになってきました。
しかし実際に使ってみると、ねじ山にドライバーの方が負けて、つぶれてしまったり、簡単に折れてしまうまがいものが多くしています。
工具は、基本的に一生ものに近く、長く使用している工具ほど愛着がわくものです。
その点TONEの工具は、使いやすさと丈夫さには定評があります。
そこで、バイクにお乗りの方なら、ツーリングにも最適なモンキーとラジオペンチ、ソケットやアダプター類など、27点がセットされている基本ツールバッグセットです。

ブランド:トネ(TONE)
製品型番:TSA3170
付属品:ツールバッグ
梱包サイズ:28.6cm×21cm×6.5cm
重量:1.39 kg
材質:構造用鋼等
BG1参考価格:2万3000円

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