二輪自動車整備士になるには
バイクを直接扱う仕事のひとつに、バイク整備士があります。
様々なバイクのタイヤやエンジン回りの点検・修理をしてくれる人たちで、バイク好きにとっては魅力的な職業のひとつなのではないでしょうか。
バイク整備士になるには、二輪自動車整備士の資格を取得しなければなりません。
資格がなければ、できる業務が限定されてしまいます。
バイクは日常的に利用されている乗り物なので、その整備士となれば職もある程度安定することが期待できます。
試験の合格が必要ですが、誰でも受験できるわけではありません。
受験資格を得る方法としては、指定の学校を卒業すること、ないし実務経験を積むことが必要です。
指定校を卒業すれば、実技試験が免除となるのが特徴です。
費用は掛かりますが、短期間で取得したい場合は実務経験を積むよりも指定校に通う方が速い可能性が高いです。
早い段階から受験を意識して、資格を取れればより仕事が充実することでしょう。
東京工科自動車大学校・ハーレーダビッドソン専科
東京工科自動車大学校は、複数の拠点を有しています。
その一つである品川校にはハーレーダビットソン専攻としてハーレーダビットソンのバイクに特化した学科が設けられています。
学校にはハーレーダビットソンの主要モデルが取り揃えられており、実習車両として活用されています。
また、ハーレーダビットソンの認定プログラムに則ったカリキュラムを設定しています。
二輪自動車整備士資格だけでなく、在学中に認定プログラムの一部を学ぶことで即戦力になる人材育成が行われています。
ハーレーダビットソン特有のエンジンを一つ一つ分解することで学ぶ実習などが特徴的で、卒業後はハーレーダビットソンの正規販売店の就職が見込めます。
ハーレーダビットソンのバイクが好きな人には、楽しくてたまらない学校ではないでしょうか。
YIC京都工科自動車大学校・二輪自動車整備科
YIC京都工科自動車大学校・二輪自動車整備科では、国内の大手メーカーのバイクを活用して2年間二輪自動車整備を集中的に学べます。
1年時には基礎知識を中心に幅広く学んだうえで、2年次から実践的な整備技術の習得を目指します。
実習ではエンジンの分解・組み立て、シャシ、電装・検査作業など一連の目標は二級二輪自動車整備士で、二輪自動車の業務を幅広くこなせるエンジニアの育成に力を入れています。
なお、特別研修としてサーキットでの運転講習が行われています。
連携企業による研修も充実しており、在学中から幅広い知見を得られるのが特徴的です。
実際に車両を動かすことで、整備士としての車両の動かし方などの習得が図られています。
卒業後はバイクメーカや各ブランドの販売店・バイクショップなどでの活躍が見込めます。