郵便配達について

郵便ポスト

郵便配達の仕事

郵便配達の仕事は大きく分けて2つあります。
バイクや自転車、自動車を使ってハガキや封筒などの郵便物を届ける配達
オフィスやコンビニ、各家庭を回り郵便物やゆうパックを預かる集荷
郵便局員だと郵便物を仕分けする業務もありますが、アルバイトは配達が主になります。
基本的にはずっと同じ地域を対応する場合が多いようです。配達ルートは大体決まっており、配達自体は難しくないため、土地勘があればスムーズに対応できるでしょう。
一人で移動している時間がほとんどなので、一人でマイペースに働きたい人に向いています。

郵便配達員の一日

郵便配達員の一日の流れは以下のようになります。
8:00 出社 朝礼で全員体操し、睡眠時間や服用の有無、飲酒の有無など健康状態をチェック。バイクに異常がないか確認します。
8:30 配達準備 配達順に郵便物を整理します。
9:30 午前の配達
12:30 帰社・休憩
13:30 配達準備
14:00 午後の配達
16:00 残務整理 住所が変わっていたリ、宛先がわからない人の郵便物を調べます。
16:45 帰宅 配達量の多い日や繁忙期は残業となります。

アルバイトは年末年始になると高校生の募集を多く見かけますが、基本的には長期で週5日勤務なので学生よりフリーターの方が多いようです。

郵便配達のバイクについて

バイクを使って配達する場合、当然運転免許証が必須です。バイクは日本郵便が使用するのが郵政カブことMDシリーズ。
外に出ればよく見かけるのではないでしょうか。このスーパーカブは郵便配達用に作られた専用設計車です。

MDシリーズとは

郵政仕様車としてカスタマイズされたカブは以前からありましたが、専用設計車としてMDシリーズが登場したのは1971年。
正式名称はスーパーカブ90デリバリーといい、フロントフォークはテレスコピック方式、ハンドルはメーター別のバーハンドルなど、現在の仕様とほぼ同じでした。
1972年に乗り降りのしやすさからタイヤ径が14インチとなり、1973年には50/70ccモデルがラインナップされます。
以降も仕様に変更があり、2010にフルモデルチェンジ。50/110ccの2機種体制となりました。
MDシリーズは特殊車両扱いとなるため、市場に出回ることはありません。日本郵便も防犯上の理由で再販は認めていないとのこと。
2020年から一部地域で電動バイクの導入が開始されました。将来的にはすべてのバイクが電動化するかもしれません。

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